「ネットとテレビの融合」なんてキーフレーズが新聞などを賑わしたのは、確か1年も前の話。今でもネットはネット、テレビはテレビとさほど融合は進んでいないようにも思えるが、少なくとも機器の面では着実に進展が見られている。その一つの形としてテレビへの搭載が始まったのが、テレビ向けのネットポータルサービス「アクトビラ」だ。
アクトビラとは最新の薄型大画面テレビに搭載されたインターネット接続機能で、専用ポータル機能も提供している。
運営は松下電器、ソニー、So-net、東芝、シャープ、日立が共同で立ち上げた株式会社アクトビラが行い、今後は全メーカー共通のインターネット接続機能としてテレビに搭載されていく。テレビ専用のネットサービスということで、「テレビ版のiモード」と表現すればイメージが伝わるだろうか。
2007年2月1日に開始されたアクトビラは文字と画像を中心に表示するポータル機能だが、9月1日にはハイビジョン画質の動画配信を含んだアクトビラ ビデオも開始した。その対応機種第1弾がTH-42PZ750SKといった機種。
LANケーブルを繋ぐだけでセットアップ不要の簡単スタート
「アクトビラ」を楽しむためにインターネット回線のLANケーブルを配線するだけ~。家庭に設置する際には、光回線やADSLなどで使用するLANケーブルと同じものを、テレビの所まで引っ張ってくればいい。ADSLモデムなどのネットワーク機器にLANポートが複数ある場合にはそこから接続する。LANポートが1つしかない場合には、ハブを購入して分岐すれば繋げられるはずだ。パソコンは書斎、テレビはリビングと離れて設置することになる場合には、LANケーブルが目立たないように配線できるようにあらかじめ確認しておこう。
アクトビラを使い始めるまでの準備はこれで完了。「ネットワークの設定は?」と心配する人もいるかもしれない。だが一般的な家庭のようにADSLモデムやルーターなどを使ってインターネットに常時接続している環境では、IPアドレスの取得などは自動でできるため、特に設定する内容はない。プロキシーサーバーを経由する接続環境などの場合は、手動で各種ネットワーク設定をするための画面はあるので、PCと同じように設定すれば使えるはずだ。
アクトビラを使い始めるための操作はリモコンから「アクトビラ」ボタンを押すだけなので、「使い方が分からない!」なんてこともほとんどの人は感じない。
実際にアクトビラを使ってみよう!
アクトビラのボタンを押すと、インターネットのサイトにアクセスしているだけあって一瞬の間の後にトップページが表示される。画面の詳しい説明は写真を見てほしいが、ちょっと見た限り「地デジのデータ放送?」と勘違いしてしまいそうな画面!
アクトビラのページは基本的にPC向けのWebサイトと同じHTMLをベースにしているらしいが、アクトビラ対応のブラウザー専用に作られているため、画面全体を効率的に使ったレイアウトになっている。今回は取扱説明書を見ずに操作してみたのだが、何の不自由もなくスイスイ使うことができる!
[出典:日経TRENDY NET]
