アクトビラ普及加速!!屋内では…PCで番組、TVでネット検索

 パソコンも、テレビ番組を見ることができる端末へと変化しつつある。

 地デジやワンセグのチューナーを内蔵したパソコンの出荷台数は07年で55万台(JEITA調べ)にとどまっているが、別売りのワンセグチューナーを付けさえすれば見ることが出来る。

 マイクロソフトは07年1月から、新しいパソコン用基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」の個人向け主力製品「ホームプレミアム」に、テレビ番組の視聴・録画ができる機能を搭載した。

 テレビを見ていて気になった情報があれば、すぐネットの検索ソフトを使って調べることができる。例えば番組で登場した旅館やレストランの連絡先をネットで調べて予約することも可能だ。

 パソコンメーカーもテレビ視聴用に画面の明るさを調整したり、映像のぶれを抑えたりするなど改善を進めている。お金を節約したい一人暮らしの学生などに「パソコン1台でテレビもネットもできる」と売り込む。

 これに対抗するかのように、テレビも「テレビもネットもできる」機器へと進化しつつある。テレビ番組やDVDなど映像を見るだけだったのが、インターネットに接続して情報を得る端末として変化しているのだ。

 松下、ソニーグループ、シャープ、東芝、日立製作所が共同で07年2月に始めたテレビポータルサービス「アクトビラ」。ネット接続機能を備えたテレビを使い、テレビリモコンのボタンを押せば、すぐに同社のトップ画面につながる。

 買い物や料理のレシピ、交通情報、天気、株価など約80のサービスが無料で利用できる。キッチンにテレビを置いて、検索したレシピを見ながら夕食を作る、といった使い方ができる。昨年11月からは映画やアニメなどを見られる映像配信サービスも始めた。今年後半に発売されるテレビはネットに対応する機能が標準に装備されそうだ。

 テレビとパソコンの境目はなくなりつつある。

【asahi.com より出典】

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